AICブログその④ ~集中力は15分が限界!?~
みなさん、こんにちは。 AICKids西大宮校の海野です。
今日は、人の集中力がどれくらい続くものなのかについてお話ししようと思います。
何をするにも、集中力って大事ですよね。
同じ時間作業や勉強をしていても、集中しているかどうかで、作業効率や定着度には大きな差が生まれます。
集中力を常に高めていられればそれに越したことはありませんが、なかなかそうもいかないのが現実です。
みなさんも、集中できずに苦労したなんて経験があるのではないでしょうか。
一般的に、人がものすごく集中していられる時間は、たったの15分が限界だと言われています。
集中力の波は15分周期になっており、15分間集中状態が続くと、
一度集中力が落ちるタイミングがやってくるそうです。
本当にそんなに短い時間しか集中できないの?と思われる方も多いですよね。
私自身ももうちょっと長く集中できそうだけどな、なんて思ったりしますが、
これを裏付ける面白い実験があります。
東京大学の教授が、中学生を対象に行った実験です。
中学生をグループに分け、あるグループには60分間を通して勉強をしてもらい、
あるグループには15分の勉強と7分半の休憩を繰り返し、
合計45分間(休憩時間を含むと60分間)の勉強をしてもらい、どちらがより英単語を覚えられるかを調査しました。
この学習を1週間繰り返すと、合計45分間の勉強をしたグループの方が、
総勉強時間が少ないにも関わらず、テストの点数が上昇したという結果が出たのです。
もちろん、集中力には個人差がありますし、
休憩をこまめに取りすぎると集中しなおすのが難しいという方がいるかもしれません。
さらに、年齢によっても集中力には差があります。
小学校の授業が45分であることが多いのは15分×3セット、
大学の講義が90分なのは15分×6セットが集中するのにちょうどよいから、なんて説もあります。
(真相は定かではありませんが…)
なにはともあれ、自分の集中力がどれくらいの周期なのかを理解し、
それに合わせて勉強や仕事に取り組むのは一つの手だと思います。
1日が24時間であることは変えようがありませんから、
限られた時間をいかにメリハリつけて有効活用するかは大事なことですよね。 子どもたちにとっても、
集中力をコントロールすることは大事だと思います。
子どもの集中力を越えるような長い時間、何かをやらされるという経験が、
集中せずにだらだらと続ける習慣につながってしまうと良くないんじゃないかな、なんて思います。
逆に、小さいうちから短い時間でも興味のある何かに集中するという習慣が身に付けば、
大きくなってからの勉強や仕事にも良い影響を与えるでしょう。
それと、時間を忘れるくらい集中、いや、夢中になれる大好きなことを小さいうちから見つけられれば、
それもとっても素敵なことですよね。
いつものごとく、少しだけ教室の宣伝をさせてください。
AICの教室の特徴は、教室が「机」のスペースと、「マット」のスペースに分かれています。
レッスン中に子どもたちは机とマットを行ったり来たりします。
なぜかというと、できる限り集中力を維持するためです。
レッスンの間ずっと机に向かっていては集中力が切れてしまいます。
そこで、集中力が切れてしまうタイミングでマットへ移動し、
体を動かしながら英語を聞いたり話したりすることで、リフレッシュするように工夫しているんです。
逆に、ずっとマットの上にいても疲れてしまいますので、しばらくしたら、また机に向かうようにします。
このように、机とマットを行ったり来たりすることで、
できる限り子どもたちが集中できる時間を長くするよう意識しています。
年少さん向けのクラスでは、多くの時間をマットの上で過ごし、
クラスが上がるにつれて机に向かう時間が徐々に増えていきます。
なので、小さいうちから英語に楽しく触れ、
机に向かって集中する習慣も身に付けていけるカリキュラムになっています。
興味のある方は、是非、当教室の説明会に足を運んでみてください。
在園生、卒園生の保護者様向けに説明会を開催予定です。
ご興味のある方は下記フォームよりお申し込みください!
https://forms.gle/Qn2KngXqXE2kg7RK6
ホームページも是非ご覧ください
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